性格診断みたいなのを定期的にやる。
ネットに転がっているフリーのやつだ。もしかすると信憑性は低いかもしれない、しかし質問数も多いし結果も至極それっぽいのが出るので、真偽は問わず軽い気持ちでやると楽しい。もし友人が同様の診断をやって、その結果が己のものと似ていたら似ていたで面白いし、真逆だったとしても「真逆なのに俺達はこんなにも仲が良い」と笑うことができる。今日さっきやった性格診断結果では、私と似ているキャラクターはEヴァの碇sンジ君だと言われた。私の父親がgンドウでなくて本当によかったなぁと思った。
私は基本的に自分が如何に駄目な気質を持っているか常々考えているので、診断結果で何をボロカス言われても大抵「知ってる知ってる」で済ますことができる。が、一点毎回この手の診断で言われて悔しいのは、何処でどう回答しても『貴様には創造力がない』と言われることだ。的外れで憤慨しているのではなく、薄々自分でも勘付きつつも認めたくない部分の指摘であるので、言われるたび心の中でカ○ジみたいな泣き方をしてしまう。
そう私には創造力がない……何らかの土台があれば勝手に色んなもんを生やして楽しむことができるのだが、一番原点の土台を作ることができない。絶妙〜につまんねェ〜ものしか出てこなくて悄気る。小説を書きたいと言いつつまるでなんにも書ききれないのは、実は自分が考える土台そのものに不満があるからであった。生やすのが得意でも此処が駄目なら続かぬ。こればっかりは本当に才能がないのだろうとしか言えなかった。
話を戻して性格診断で一番信憑性高そうなものは、エゴグラム診断だろうか。高校時代に担任ティーチャーが「みんなやってみよ」と毎学期プリントでやらせてくれた。ワードで検索すれば一番上に出てくる。ここのWebページはあらゆる性格診断系サイトの中で屈指のダサさを誇っているが、良く言えば洗練されているとも言える。そうこんな感じで
ｳﾜｰｯｯｯ あらゆる視覚的ダサさの痕跡のみ残してサ終しとる
さようなら 全てのダサグラム診断…………
(いや全てではないと思うが)
そういえば「サイコパス診断」もまた、(私自身定期的にやりたくなるという意味で)似たようなものだ。そして母数が低いせいか性格診断より一層パチモン感の強いものが多い。かつて初めてサイコパス診断を行なったときは「貴方はサイコパスではありません」と出、それから一、二年後にまた同じものをやると「貴方はサイコパスです」と出、確か一番最近やった時には
「貴方はサイコパスではありません。貴方はサイコパスかもしれません。」
と出た。どっちだよ。
石澄香
【Today's 私の好きなもの】
マッチで火をつける動作(ｼｭｯ
