【今日の日記コーナー】
実家からしこたま送られたモノたちを入れたせいでむっちゃ閉まりにくくなった冷蔵庫だが、台所自体も大概クッソ冷えているので半ドアになっちゃってても今の季節あまり損害がない(うちの冷蔵庫は半ドアを音で知らせる機能がない)。
以下本編。
美味しいものを食べるのは好きである。
というか、私自身の舌も人生色々振り返った上で考えてみると、恐らくかなり肥えている方である。恐らくは。
寿司のサーモンとかハンバーグとかベーコンと玉ねぎとバターとじゃがいもとマヨネーズを組み合わせた何かとか凄い好きだ。こう並べてみるとまるで小学校給食の人気メニューみたいだな。好き嫌いの多い子供舌なので仕方がない。
だと言うのにどうして自分はこんなにも『ひとりで食事をする』に関しては急に興味関心が下がってしまうのか謎過ぎるなぁ、と改めて今日は考えていた。
というのも帰省から戻ってから食欲がビビるほどない。ギューっと空腹感がすることはあるものの、一時間弱くらい我慢すればそれもどっかに行っちまうのだ。何故我慢するのかって？ 我慢できるからだよ。水よりカロリーが高い液体飲んでりゃ一ヶ月くらい普通に生きられるんじゃあないかとすら錯覚する。
別に身体の調子が崩れている訳ではなく、感覚的には「年末年始で一、二ヶ月分摂取したから暫くいいです」と内臓が主張している感じがする。多分一、二キロくらいは体重増えた。外出時にも色んなもんを食べたし、そもそもよく考えたらうちの実家って他と比べてエンゲル係数が高めだった気がする。
加えて私は普段の夕食はなんかこう、風邪拗らせた奴の療養食みたいなの(くたくたのポトフにコメ突っ込んだ奴)をよく摂っていて相当に胃が縮んでいる。凝った調理をするのが嫌過ぎて本当。
帰省して実家飯を頂いた際、普段特に何に対してもあまり動揺しない父が私の食細さに「え゛ｧ!?」と変な声を出していた。そないビビらんでも。
ひとりで外食する(惣菜買う)にしても「一人のくせに外食して(惣菜買うて)しまった……」と凹む上、仮に誰かに奢られたとしても「この俺如きに奢らせてしまった……」と悄気る上、料理するにしても「俺しか食わぬ飯にどう手をかけられようか……」と手が止まる。
どうせロクなもん出来ひんの分かってるのにこの私如き料理に金と手間と時間かける必要ある？ 本当にどうして人間は飯を食わねばならぬのか。
しかしでもだって事実として食細い方が節制じゃあないですか。私はこのような己を貧相だとは思わない。叶うならば毎日クソ安いカップ焼きそばひとつで過ごしたっていい。
……過ごしたっていいのだが、ちょっと前一週間ほどそういうのに近い過ごし方をしていたら、なんかスゴい徐に具合が悪くなってきた挙句、献血時見られる諸々の数値がややバカになり始めたのを観測したため控えることにしている。病院代のが高くつく。献血の数字はカップ麺製生活をやめたら速やかに元通り全面健康値になった。ｳﾜ~生きるってｽｹﾞｪ!!!(元ネタが伝わらない選手権シード)
───まぁ、ある程度凝った味の凝った見た目の凝った料理は食べるべきだ、人間ならば。
なんか昨日辺りから漠然と情緒が死に始めている音がする(コワイよ復学したくねぇ……;;;)。これは多分色々な意味で飯が足りていないから。
飯を食え。
石澄香
【Today's 私の好きなもの】
ブチギレてるアデリーペンギン
